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ストロボの意味

ストロボを使う意味とはなんでしょうか。
明るくしたいから?だけではありません。

ありません、とか言いましたがストロボは明るくできるものです。
たとえばこのキッチンスタジオでは、この明るさにするためにストロボを4灯、炊いています。

ストロボ x4

ストロボなんて面倒なもの使わず、屋内の電灯(蛍光灯など)をつければいいのでは?と思われるかもしれません。
しかし屋内灯では光が全体に回りません

屋内灯+自然光

窓からの光と蛍光灯ではこれくらい。
ぜんぜん明るさが足りないことがわかります。
※感度を上げるなどの手段はありますが、画質との兼ね合いで考えます

次にキッチンに立ってもらってカメラ側から1灯、ソフトボックス+ストロボを炊いてみます。

カメラ側にソフトボックスで1灯

このように、いかにもストロボを使いました!という写真になります。
これがダメなわけではないのですが、少し工夫してもう1灯、被写体の後ろ側から炊くと。

カメラ側ソフトボックス+被写体後方にアンブレラ

このように明るくなるのもありますが、髪の後ろにハイライトが入り、背中側の光とお腹側の暗さと。
立体感が出た写真になります。

続いて食事風景。
被写体にだけストロボを炊き、背景のキッチン側は窓からの光のみだとこんな感じに。

被写体にストロボ+自然光

これはこれでOKな感じもします。
しかし、やはり背景が暗いのと、被写体の立体感にかけるので画面左奥に光量の多いストロボを入れます。

被写体1灯+背景1灯

すると全体的に明るくなり、被写体の横側、頬などにハイライトが入って立体感がでます。

こんな感じで。
光を使ったエフェクト(効果)を使って写真を引き立てる素材として使用します。
他にも光を追加するだけでなく、引き算的な使い方もできます。
たとえば。

手前から被写体に1灯、背景に1灯

この写真は全体に光が回るようにしています。
ストックフォトなどの素材写真ではこれがベターだと思いますが、作品として世に出すのであればもう少しインパクトが欲しいです。
なので、背景側のストロボを使わず、被写体奥から手前に光を向かわせるようなセッティングで1灯、炊くと。

奥から被写体に向けて斜めにストロボ

こんな感じの写真になります。
白背景のグレートーン、と言われる撮影方法で落ち着いた雰囲気の写真になりました。

ストロボは効果的に使うことで、光量確保にも、エフェクトにも使える便利なアイテムです。
自分の写真で使う意味を考えて、効果的に使えるとベストです。